ティーンズミュージカルは旗揚げして14年目を迎えています。
それ以来ずっと公民館のイベントとかにもたくさん出演してきました。
公民館は地域のいい場所にあるんだよなぁ。
子どもたちみたいに足のない人たちには、学校に次ぐ有用な文化施設だと思います。
そしていつも、公民館に子どもたちの劇団、できればミュージカル団体があればいいのになぁと思います。
各劇団にちゃんとした子ども劇団や、子どもに限らず劇団があるというのは素敵なことだと常日頃思うのです。
しかし、ない のが実状。
地方の劇団の練習場所にはなっていても、地域に根ざしたものはないんだなぁ。
あればいいのに。
もちろん劇団だけではなく、オーケストラとか合唱団とか、ダンスチームとか、鼓笛隊でもいいのだけど、子どもの教育には劇団がいいと思っています。
しかし、ボクらがそれを言い出すと、すぐ行政側は営利目的としてとられ、使わせてもらえないのだ。
そもそも、こんなど田舎に金儲けに走って儲かっている芸術家がいるなら、県上げて応援してほしいものだ。
それで赤字を抱えてつぶれる寸前の地方がどれだけあるのか?
と、話はズレたが、公民館が独自の採算活動として、始めればいいのだ。
と書くと、なんで芝居だけ⁇となるのを恐れているのもわかる。
だから何も育たないまま、施設の無駄遣いになるのだ。
せっかくいい施設を持っていながら、未来に投資しないのはほんともったいないと思うのだ。
ボクが言ってるのは、ただのお習い事ではなく、お習い事に少しだけ毛が生えるくらいの活動を公民館にやってもらいたいなぁと思うのだ。
もちろん、お習い事も全然OK‼️
楽しみごとで集まって、技術を衰えさせないのも大切だと思うけど、創り出すことも必要なんだと言いたいのです。
劇団はコミュニティもできるけど、地元に言い伝えられている物語を伝承もできる。
そして技術が身につけば宝になり、人も育てることができるのだ。
金儲けなど成立できない中、もちろん食っていける人が地元に増えるというのも目的としてある。
それを営利目的と切り捨てるのではなく、子どもの未来と、これからの地方のあり方を深く考えて、活かせるものは生かしてほしいと思うだけだ。
行政も立派な施設を任せるのだから、そこを拠点に何かしらの風が吹くような取り組みができるような見通しを立ててもらいたいものだ。