夏休みもそろそろ終わりで、猛暑の太陽の日差しを避けるように、秋の一部が夜になると顔を出す。
気持ちの悪い日中の汗も、少しだけ気持ち良さを感じる。
学生たちはそんな風を感じるわけでもなく、疾風の如く通り過ぎていくのだ。
その積み重なっていく、時のクズが後ろを振り返った時、どのように眼に映るか。
慌ただしい時間も、一瞬時が止まったような、ホッとした空間が現れる。
風が吹くから、周りの空気がかき混ぜられ、ホコリがたまっていくように、どんな瞬間を積み重ねても、白いホコリが積もっていく。
人の人生なんてホコリみたいなものだ。
さっと払えば一瞬で無くなってしまうのだ。
そしてほんとの自分の器だけが残るのだ。
磨き込まれたその器が。
ホコリなんてどうだっていい。
ただのホコリだ。
どうせ簡単に取り除かれるホコリなら、気にせず、気づいた時に払えばいい。
だから、今は迷わず突っ走ればいいのだ。
それだけの若さとパワーがある。
そんな暑い夏。

明後日はミュージカル公演🎶
思いっきり盛り上がってほしい。

