第10回公演「佐賀の陽気な女房たち」も無事に終演し、道具の返却、衣装の選択、そして今日反省会をして、とりあえずの終了。
まだいろんなところへのお支払いは残っていますが(゚o゚;;
反省会で毎回出るのは「セリフを早く覚えて、通し稽古をしよう」というものです。
しかし、人間とは弱いもの、わかっていてもセリフは切羽詰まらないと覚えられないし、本番が目の前に迫らないと、練習より用事を優先させてしまいます。
ここが結局上手くなるかならないかの分かれ道なんだろうなぁと思います。
そこがすでにプロではないということなんだと思います。
それと10回公演をしても自信が持てないないということ。
これはきっと誰でもなんだろうなあと思います。
なんか役をもらって初めて頑張るというのはよく聞く話。
役もないと、自らが、胸を張ってお仕事ができないと思い込んでしまうというのは、やはり正確ではなくて、小さい頃から教え込まれて来た教育のせいかもしれない。
それはあまりにも今の子どもにも当てはまるから。
ごく稀にそこから抜け出して、習いたてのくせに、天狗になって外に出て行ってしまうものも知る。
そしてそういう奴に限って有名になったり、成功したりする。
いつまでも学ぶ側であっては何にも掴めない。
下手すると時代遅れになってしまう。
福沢諭吉の蘭学のように。
ホリエモンも叩かれたが、寿司職人になるのに修行なんかいらないといって、ちょっとの期間勉強しただけで寿司屋を出し、三つ星レストランになったと言う人のことを例に出して発言したこともあった。
そもそも、人を危険に晒すような仕事のための資格でもない限り、自分で作ってしまったほうがいいのではないかと、、最近の世の中と人々を待てそう思ってしまう。
ヨガの資格いる?
ダンスに資格はいらないでしょ?
音楽も絵画もお花もお茶も、自分の道を極めればいい。
所詮始まりは大したことではないはずだ。
誰かが何かのきっかけで人に認められただけ。
しかし、人に認められるだけの努力はしていたと言うことでしょう。
先日、ペットボトルのキャップを飛ばすと言う遊びにも似た競技が紹介されていた。
始めたのは大学生の男子。
ユーチューブにアップしたのがきっかけで、どんどん広まって、全国各地にサークルやらクラブやらチームができてると言う。
もしかするとちゃんとした競技になって、世界大会とかになるかもしれない。
そうなれば資格を持った人が審判になったりするのは目に見えている。
ペットボトルのキャップだよ⁉️
そんな競技になった遊びなんていくらでもある。
熱気球もその一つ。
10年もやれば人にも教えられるし、イッパシの専門家だ。
それくらいのプライドと自信を持って、後から来る人を育てて欲しい。
名刺にも役者と書いてどんどん宣伝して欲しいものだ。
その壁を取り除かない限り、これからの一歩は踏み出せないと思うんだなぁ。
さてこれからが楽しみなパーフェクトシアターだね(^^)V