結論から書くと、物事を中途半端にしている人の挨拶は、心が通じないし、本当のあいさつ(礼儀)を知らない。
それはまず子どものあいさつを見ればよくわかる。
やらされてる感が半端ない。心がこもってるわけでもない。しかし、明るく元気に言葉にしてるだけでも、少しはいいのかもしれない。
でも、それまでだ。
だから、子どもは、心無い発言もするし、約束を守るとか、まだまだ未熟な行いが目立つのだ。
あいさつは、他人にできる一番身近な愛情表現だ。
誰からも奪ってることはなく。言葉を投げかけることで、人を笑顔にできたり、もしかすると暗く沈んでた気持ちも晴れさせてくれてるかもしれない。言葉のプレゼントでもある。
それはそれで素晴らしい。
しかし、その行いが、そんな人のためになってるんだということがわかってれば、もっとステキな行為になるんだろうなぁと思う。
やらされてる感と、あいさつの意味を教えないから、とりあえず、知らない人でも声をかければ、小さくてもコミュニケーションが生まれて、楽しいと思ってるのかもしれないが、その先があるのだ。
大人になって、そのあいさつの深さも理解できないということは、礼儀としてなってなく、そんな人は、常日頃から中途半端な、心を込めない仕事や付き合いしかしてないんだろうなぁと思う。
口ばかり達者で結果を出せない人が多いの、この辺りの所作ができないのが原因かもしれない。
簡単なすれ違う程度の付き合いなら、それでいいかもしれないが、どこかに勤めるとか、相談に乗ったり、手を貸したりする際には、逆に礼儀知らずが露呈したりするのだ。
あいさつと言えば、ことは簡単そうに感じるが、それはその人の礼儀の基礎となっていると思えば、おろそかにはできないはずだ。
お釈迦様は、礼儀だけで成功者にもなれるんだと言ったか言わなかったか?
それだけ、もっとも身近だが、だからしっかりと本質を伝えとかないと、上っ面だけの、軽〜い人間になってしまったりするんだなぁと思う。
あいさつ 心を込めて言えてますか?
