ティーンズミュージカルSAGAは今回で13回目の大きな公演になります。
もちろん、ボクたちの活動はイベントなどへの出演や自主ライブなどなど、舞台を作ったり、舞台の上で自己表現をしたりしている。
その数は今では年間100本近く、旗揚げより1000本近くの舞台を作ったり出演したりしていることになる。
それでもまだまだ力足りず、この佐賀の地は文化芸術に関しても全国的にも底辺くらいではないかと思ってしまう。
それは他と比較しなくても、子どもたちの活動する土壌を調べれば自ずとわかってしまう。
学校教育を始め、行政の取り組み、大人たちの頭の硬さと、融通の利かなさである。
もちろん、ゼロではない。
そんな子どもたちへの文化芸術への取り組みが大切だと思ってくださっている方々も数多くいらしゃるし、頑張って活動している方もいる。
本来ならティーンズミュージカルSAGAの公演のために単純にお客さんを呼べばいいとこだが、今回は違う。
佐賀から子どもたちをはじめとし、もっと表現し、創造することの大切さを発信しなくてはいけない。そのための第一歩にしようと、このミュージカルをしようと思いました。
そのためには、誰一人漏れることなく、みんなが理解して、一歩踏み出してくれるしかない。
これをきっかけに、みんなで作品を作ることになり、そんな共有することが、大きな文化の下支えとなり、機械化されようとしている人間に心を植え付けるモノだと思っています。
ぜひ、観に来てください。
そして、チケット代以上のモノを持ち帰ってほしいと思っています。
これは佐賀から物語(SAGA)を紡ぐ運動です。

