最近、気にしてることは、スマホの情報量。
子どもから大人、老人までもが持ち歩くようになってしまった。
世界一大きな量販店、大図書館をポケットに入れているのだ。
だから例えば大概の悩みなんて、調べれば解決方法なんてのも何種類も書いてある。
科学的なことから個人的なものまで、これでもかと答えがそこにはある。
そんなのに触れている当事者は、周りの友達や大人に悩み相談しても、そう簡単には心は開かない。あの人はこんなこと言ってたよ。あのタレントはこう言ってた。あの天才科学者はこう言ってたなぁ。うちの担任はこう言ってた。
答えはいっぱい出てるのに、どれが本当の答えかわからない。
そう役に立っていないのだ。
それはスマホが悪いわけではなく、 それを持っている人の考えが悪いわけでもなく、生き方が悪いのでもない。
ではなんで答えがあるのに、役に立たない答えばかりなのか？
ちょっと昔は役に立つものが、ボクらには必要だった。
白物家電が有名で、黒電話に始まり、ポケベル、ピッチ、携帯電話、スマホ・・・
情報源は新聞雑誌から、ラジオ、テレビ、ネットニュースからSNS、・・・スマホ。
本当に必要なものなのか⁇役に立ってるのか⁇
自分を見ても、周りを見ても、わからない。
そこでちょっとだけ考え方をチェンしてみる。
役に立っているもの、必要なものから、価値があるものへ。
自分にとって価値のあるものってなんだろう⁇
どんなに高価なバックより、大好きな人からもらった小さな手さげの方が価値があったりすることはないか？
軽々しい有名人のアドバイスより、これまで自分が一生懸命取り組んできた練習成果から生まれた経験の方が価値があるように思わないだろうか⁇
よくよく考えてみると、価値あるものって自分の中からしか出てこないんだよね。
自分の中からしか正しいものや必要なもの、価値あるものが分からないなら、自分を磨くしかないよね。
それも知識を増やすこともだけど、それより自分の心の底から出てくるような気持ちや考えを柔らかくすること。
簡単な言葉では、素直さって言うのかもしれないけどね。
自分に素直になれるには、やはり心をいっぱい使わなくてはいけないような気がするなぁ。
失敗を恐れずチャレンジする精神や、人やものに優しくできる心や、正しいものってなんだろう？って考える探究心。自分は何をすれば楽しいのか⁇何をしていれば多くの人が喜んでくれるのかを考え行動する夢の存在。
そんなことがきっと自分にとって価値あるものを見分けられる力になると思うんだ。
風のたね-せーじ 