選ばれし子どもたちには、その子どもたちに合ったロボットが一台ずつ提供される。

そうすることで人間にかできない創造作用をフルに働かせるのだ。
ロボットは知識やビッグデータを利用して経験を提供し、暮らしやすい空間を提供する。
ここは選ばれし子どもたちが集められた方舟の船内。
準備が出来次第、子どもたちはどこかの星なのか場所なのか⁇宇宙空間なのか、大気圏内に浮かんだままなのか⁇全く知らされていない場所へ旅立つ。

そんな船内では自分たち最高の生活とコミュニティが形成され、なんの疑問すら持っていない。
未来はバラ色。
そんな中に最後の仲間が現れた。
これがミュージカル『空になった方舟』の概要だ。
楽しければ意味なんて考えない。
今が良ければ将来のこともどうだっていい。
小さな子供の頭の中だけが全世界。
意味もわからずステージに立ち、歌を歌いダンスを踊り、泣き笑い演技をする。
今、立ってるその場所が本当に自分の立つべき場所なのかもう一度考えろ。
君たちは踊らされていないかい?

