文化芸術で、お金の話をしてもいいよね

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文化芸術の話をするとき、「夢」や「感動」や「子どもたちの未来」という言葉はよく出てきます。

もちろん、それはとても大切なことです。

でも最近、俺はもう少し踏み込んで、「仕事」や「お金」の話もしていいんじゃないかと思っています。

舞台を一本つくるには、出演する人だけではなく、音響、照明、衣装、美術、映像、デザイン、広報、制作など、たくさんの人の力が必要です。そこにきちんと仕事が生まれ、対価が支払われれば、文化芸術は単なる一度きりのイベントではなくなります。

人が育ち、人がつながり、仕事とお金が生まれる。そして、そのお金が次の作品や、次の世代を育てていく。

そんな循環を、佐賀につくることはできないだろうか。

俺には40年以上、佐賀で舞台をつくり、人を育ててきた経験があります。ティーンズミュージカルSAGA、ミュージカルアカデミー、県民ミュージカル、SAGA ART BASE。そして、築100年を超える銭湯跡という場所もあります。

一つひとつは小さく見えるかもしれません。でも、これらがバラバラに存在するのではなく、ゆるやかにつながったら、何か面白いことが始まりそうな気がするんです。

銭湯跡にアーティストや応援する人が集まり、話をする。そこから小さな企画が生まれる。舞台や音楽会になり、それを観る人が増える。関わった人に仕事が生まれ、そこで得たものが、また次の文化を育てる。

そんな流れができたらいい。

ただ、正直に言えば、まだ答えは見えていません。

文化芸術とお金をどう結びつければいいのか。仲間を増やしながら、どうすれば続けられる形になるのか。行政や企業、大学、そして市民の皆さんと、どんな関係をつくればいいのか。

今は、完成した計画を発表するというより、みんなと雑談しながら、入口を探しているような段階です。

だから、まずは書いてみることにしました。

佐賀で、文化芸術によって人が育ち、人がつながり、仕事とお金が生まれ、そのお金が次の文化を育てる。

そんな循環を、本当につくれるだろうか。

「こんなことができるんじゃない?」と思うことがあったら、ぜひ聞かせてください。

たった一つの書き込みや、一人との会話から、思いがけない扉が開くかもしれません。

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